はじめに
「垢抜けたいけど、何から始めればいいのか分からない…」
「がんばっているのに、いまいちパッとしない気がする…」
そんな風に感じているソフトエレガントタイプの方へ。
実は“垢抜け”は、ほんの少しの意識と日々のケアから生まれるものです。
今回は、イメージコンサルタントの目線から、ソフトエレガントタイプさんが、今日から始められる「垢抜けチェックリスト」を3つのステップ(スキンケア・メイク・ヘア)に分けてご紹介します。
【STEP1】スキンケア編|ツヤと透明感のある美肌を育てよう
ソフトエレガントタイプの魅力を最大限に引き出すには、整った美肌とツヤのある質感が欠かせません。
頑張ってメイクで隠すよりも、「素肌そのものを整える」ことが垢抜けの第一歩です。
① 自分の肌質を知る
まずは自分の肌質を見極めることから始めましょう。
肌タイプがわからない人は朝の洗顔前、寝起きの肌状態が以下のどれに当てはまるかでチェックしてみてください。
- カサつきやべたつきをほとんど感じない~…普通肌~乾燥肌
- 全体的にカサつく…乾燥肌
- 全体的にべたつく…脂性肌
- 部分的にべたつき+部分的に乾燥…混合肌
- 洗顔やスキンケアでしみや赤みが出やすい … 敏感肌
② 肌タイプ別ケアのポイント
普通肌~乾燥肌
保湿重視のケアを心がけましょう。洗浄力が強すぎない洗顔料を選び、化粧水・乳液・クリームでしっかりと潤いを与えてみてください。
おすすめのアイテムはこちら
脂性肌
皮脂が多くテカリやすいタイプ。摩擦はせずやさしく、でもしっかり洗うこと+保湿がカギです。皮脂を抑える成分配合の化粧品を選びましょう。
おすすめのアイテムはこちら
混合肌
乾燥とテカリが共存するタイプ。部分ごとにケアを変えるのがポイント。Tゾーンは軽めに、Uゾーンはしっかり保湿を。
おすすめのアイテムはこちら
敏感肌
刺激に反応しやすいタイプ。敏感肌用の低刺激コスメを選び、乾燥を防ぐために丁寧な保湿を続けてください。
おすすめのアイテムはこちら
③ スキンケアは“試して育てる”
一度にたくさんのコスメを使うよりも、1カテゴリー1アイテムずつ試していくのがおすすめです。
最低1~2週間ほど使って様子を見ながら、肌の反応を観察しましょう。トライアルセットなどがあるものはそちらを利用してみるのもおすすめです。(なお、使用中に刺激を感じたり、しみる・赤みが出るなど異常を感じた場合は、すぐに使用を中止してくださいね。)
「これ、なんだか肌の調子がいいかも」と感じるものが見つかったら、その系統のアイテムを継続して使うと◎。
美肌は一朝一夕には育ちませんが、丁寧な積み重ねが確実に垢抜けを後押しします。
【STEP2】メイク編|上品さの中に“今っぽさ”をひとさじ
ソフトエレガントさんのメイクは、清楚×上品が基本軸。
けれど、きちんと感だけに寄せすぎると「地味見え」してしまうことも。
ナチュラルさの中にツヤや血色を取り入れることで、垢抜け感が一気にアップします。
① ベースメイクは質感が命
肌質とパーソナルカラーを意識して、ツヤ〜セミマットの質感に整えましょう。
- 乾燥肌さん・スプリング・ウィンタータイプ → ツヤ肌仕上げ
- 脂性肌さん・サマー・オータムタイプ → セミマット肌
ファンデーションを厚塗りにするよりも、下地とコンシーラーで整えるナチュラルベースが理想です。
② 美人印象は眉毛で決まる
ソフトエレガントさんの顔立ちは、整った眉毛で一気に洗練されます。
アーチをゆるやかに描き、少し長めに仕上げるのがポイント。
自分で整えるのが不安な方は、眉サロンでプロに整えてもらうのもおすすめです。
③ カラーメイクは“調和”を意識
- アイシャドウ:ベージュ・ブラウンなど肌なじみの良い色で濃すぎないグラデーションを。
- チーク:薄めのピンクやベージュで自然な血色感を。
- リップ:ナチュラルローズ・コーラルピンク系で柔らかく。シアーな質感が◎。
カラー選びに迷う方は、パーソナルカラー診断を受けて似合うコスメを知るのが一番の近道ですが、YouCamメイクなどのアプリで似合う色を試すのもおすすめです。
自分の顔でシミュレーションできるので、メイク迷子から抜け出せますよ。
【STEP3】ヘアケア・髪型編|髪のツヤが“上品さ”を決める
どんなにおしゃれをしても、髪がパサついていると一気に印象が崩れてしまいます。
ソフトエレガントさんは特に、「髪の美しさ」=「印象の美しさ」につながるタイプ。
日々のケアを見直すだけで、垢抜け度がぐっと上がります。
① 毎日のヘアケアを丁寧に
ブラッシング → 予洗い → シャンプー → トリートメント → ドライの流れを意識して丁寧に行いましょう。毎日の小さな積み重ねが、美しい髪を育てます。
ブラッシング
シャンプー前にブラッシングを行うことで、髪の絡まりを取り、汚れやほこりを浮かせます。
毛先から少しずつやさしくとかし、無理に引っ張らないことがポイント。
このひと手間で、シャンプー時の摩擦やダメージを防ぎます。
予洗い
シャンプーの前に、約2分ほどかけて丁寧にお湯で流します。
お湯の温度は38〜40度が目安。熱すぎると乾燥の原因になるため注意しましょう。
この工程で皮脂やスタイリング剤の大半が落ちるため、シャンプーの泡立ちや洗浄力がぐっと高まります。
シャンプー
手のひらで軽く泡立ててから、頭皮をマッサージするように洗いましょう。
このとき、スカルプブラシなどを使うのもおすすめです。
毛穴の汚れをやさしくかき出しながら、凝りをほぐして血行を促進。
続けることで、地肌から健やかに整い、美肌づくりやフェイスラインのたるみ予防にもつながります。
洗い残しがないよう、しっかりとすすぐことも大切です。
トリートメント
トリートメントは毛先を中心になじませましょう。
頭皮につけると毛穴詰まりやベタつきの原因になるため注意が必要です。
粗めのコームで軽くとかすと、より均一になじみやすくなります。
すぐに流しても良いですが、時間をおいて浸透させることで、さらに指通りのよいツヤ髪へと導きます。
ドライ
タオルで水気をやさしく取り、洗い流さないトリートメントを毛先になじませます。
ドライヤーは根元から乾かすのがポイント。髪は濡れている状態がもっとも傷みやすいため、できるだけ早めに乾かすようにしましょう。
仕上げに冷風を当てると、キューティクルが引き締まり、ツヤとまとまりがぐっとアップします。
就寝前までにしっかり乾かすことで、摩擦や寝ぐせによるダメージを防げます。
② 髪型・髪色の見直しも◎
最近「なんとなくしっくりこない」と感じたときは、髪型を見直すサインかもしれません。
そんなときは、一度美容室でプロに相談してみましょう。
ソフトエレガントさんは、ウルフなどの個性的な髪型よりストレートヘアをベースにしたシンプルかつナチュラルなヘアスタイルがよく似合います。
毛先に軽くレイヤーを入れて軽さをだすのがおすすめです。
おすすめの長さ
ボブ〜ロングがおすすめ。
長さを残すことで、持ち前の上品さや落ち着いた雰囲気がより引き立ちます。
前髪
基本的にはない方がおすすめですが、作るのであれば短めよりも長め&斜めに流すスタイルが◎。
厚めに作るよりも軽く透け感を出すと、今っぽく上品に仕上がります。
カラー
パーソナルカラーが分かっている場合にはパーソナルカラーに合わせた落ち着きのある色味を選びましょう。
おすすめは、ピンクブラウンやアッシュベージュなどのやわらかいトーン。
髪色が肌になじむことで、顔色まで明るく見えます。
スタイリング
巻き方は、ぐるぐると強く巻くよりも柔らかなウェーブや毛先に自然な丸みをつけたワンカールが似合いやすいです。
仕上げにオイルなどでツヤを出すと、女性らしさと清潔感がぐっと増します。
まとめ|“垢抜け”は小さな意識から
垢抜けのコツは、トレンドを追うことよりも“自分を知り、丁寧に整えること”。
肌・髪・メイク、それぞれを見直すことで、あなた本来の上品さがぐっと引き立ちます。
ソフトエレガントタイプさんは、もともと整った顔立ちと柔らかな雰囲気が最大の魅力。
それを活かすケアとメイクで、「自然体で美しい自分」に近づけます。
今日からできるチェックポイントを少しずつ意識して、
ソフトエレガントさんらしい垢抜けを目指してみてくださいね。


