はじめに
「ソフトエレガントタイプって、きれいめしか似合わないの?」
「本当はカジュアルが好き。でも、なんだかしっくりこなくて…」
そんなふうに感じたことがあるソフトエレガントタイプの方、意外と多いのではないでしょうか。
ソフトエレガントは、上品できれいめなスタイルが似合う顔タイプ。その一方で、「好み」と「似合う」のバランスで悩む方がとても多いんです。
今回は、“ソフエレだけどカジュアルも着たい”という方に向けて、違和感なくおしゃれを楽しむためのコツを、イメージコンサルタントの視点からお届けします。
カジュアルと似合うのバランスをとるには?
方法① “似合う”カジュアルなアイテムを選ぶ
カジュアルなアイテムを選ぶときは、色・形・素材のいずれか一つでも“ソフエレらしさ”を意識すると、ぐっと似合わせやすくなります。
色
カジュアルなアイテムを選ぶ際には、落ち着いた色を選ぶと品の良さが引き立ちます。
白、ベージュ、ネイビーやチャコールグレーなどのベーシックなカラーは、シンプルなTシャツやスニーカーでもきれいめな印象に見せてくれるのでおすすめです。
逆に、ビビッドすぎる色のものやたくさん色が使われているものだと顔立ちの上品さとちぐはぐになりやすいため、注意が必要です。
形
身体のラインをほどよく拾うシルエットが◎。
オーバーサイズすぎるアイテムはラフになりすぎてしまうので、ややコンパクトなシルエットを意識すると、カジュアルでも「きちんと感」が保てます。
たとえば、デニムならストレートやスリム寄りの形を選ぶと、全体がすっきり見えて上品にまとまります
素材
カジュアルなアイテムも、素材にこだわるとぐっと大人っぽく見えます。
適度なハリ感や光沢感のある素材を選ぶと、カジュアルなアイテムでもきれいめな雰囲気に。
たとえば、コットン100%よりも少し光沢のある生地や、さらりとしたハリ感のあるジャージー素材などは、ソフエレらしい上品さとカジュアルさのバランスがとりやすい素材の代表例です。
方法② “似合う”と“カジュアル”をミックスしてバランスをとる
方法①では、色・形・素材のいずれかで“ソフエレらしさ”を意識することで、似合うカジュアルアイテムを選ぶコツをご紹介しました。
ただ、中には「どうしてもこのアイテムが着たい!」というお気に入りがある方もいらっしゃると思います。
その場合、アイテム自体は上記の条件を満たしていなくても、ほかのアイテムで“きれいめ要素”のあるものを取り入れることでバランスをとることができます。
たとえば…
- カジュアルなトップスには、パンプスやきれいめスカートを合わせる
- スニーカーの日は、全体の色使いやシルエットで品よくまとめる
「全部をカジュアルにしない」ことが、垢抜けて見える秘訣です。
具体的なアイテム別の取り入れ方
Tシャツを取り入れたいとき
- 色:白やネイビーなどのベーシックカラー
- 形:コンパクトなシルエットで、鎖骨が少し見えるデザインや首周りのリブが細いもの
- 柄:無地がおすすめですが、ロゴTを選ぶ場合は筆記体や明朝体などで細めの文字のもの、あるいはモノクロ写真などシンプルなデザインのものも◎。
- 素材:光沢感のある素材や織が細かい生地
おすすめTシャツ


スウェットを取り入れたいとき
- 色:濃いグレーやネイビーなど落ち着いた色
- 形:オーバーサイズではなく、できるだけコンパクトで丈は短めのもの
- デザイン:無地で、紐やVガゼットなど余計な装飾がないもの
- 素材:ダンボール素材やスムース素材
おすすめスウェット


デニムを取り入れたいとき
- 色:濃い色
- 形:スキニーやストレートなど、スリムな形
- デザイン:ウォッシュやダメージがないシンプルなもの
おすすめデニム


スニーカーを取り入れたいとき
- 色:白・黒・ネイビーなどベーシックカラー
- 形:細身でつま先がすっきりしたもの、靴ひもが細めもの
- 素材:レザー素材
おすすめスニーカー


リュックサックを取り入れたいとき
- 色:ベーシックカラー
- 形:大きすぎず、すっきりとしたデザインのもの。
- デザイン:金具付きなど、少し上品なアクセントがあるもの
- 素材:光沢感のある素材やレザー調のもの
おすすめリュックサック


いずれも当てはまらないアイテムを着用したいとき
上記の「色・形・素材」の条件を満たしていないアイテムをどうしても取り入れたいときは、他の部分で“きれいめ要素”を足すことで全体のバランスをとるのがおすすめです。
①トップスにはきれいめのブラウスやシャツを選ぶ
②ボトムはタイトスカートやマーメイドスカートなど、きれいめなものを合わせる。パンツよりスカートの方がきれいめな印象になりやすいのでおすすめです。
③ジレやジャケットを羽織る
④地金素材のアクセサリーを複数取り入れる
⑤靴はパンプスなど上品なものを合わせる
⑥かばんは小さめでレザー(調)のものを選ぶ
すべてを取り入れる必要はなく、どれか一つでも取り入れるだけで、全体の印象がぐっと整いやすくなります。
このように、カジュアルアイテムを取り入れる場合でも、他の部分で上品さを意識するだけで、ソフエレらしい洗練されたカジュアルスタイルを楽しむことができます。
おわりに
ソフトエレガントタイプは「きれいめだけしか似合わない」と思われがちですが、実は工夫次第でカジュアルもおしゃれに楽しめます。
今回ご紹介したように、色・形・素材のどれかで上品さを意識したり、きれいめなアイテムを組み合わせるだけで、ぐっと洗練された印象に。
ぜひ今日のコーデに取り入れて、“自分らしいカジュアル”を楽しんでみてくださいね。
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